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初心者向き 着物ライフをはじめるために知っておくこと

2021.04.14

散る桜の儚さに、ふと「何かをはじめようかな・・・」と、思う春。 着物かぁ・・・ 興味はあるけどハードルが高そう、動きにくそう、 訪問着とかなんやら難しい、お手入れの仕方が分からない、着る機会がない、着物を持っていない・・・ でも、着物は好きだし、憧れる。 それが着物への率直な感想でしょう。

着物ライフを楽しむ

そのために必要なことはズバリ、「勇気」「経験」この2点です! 何事も新たなスタートに不安はつきもの。 経験しながら学んでいく、そんなステップもまた、大人になると新鮮に楽しめるものです♪ まずは目を閉じてイメージしてみましょう。

あなたはどんな風に、着物ライフを楽しみたいですか?

 
  • 七五三や入学式などの行事に、着物で参加したい
  • 結婚式の参列や、同窓会などに着ていきたい
  • 友人と着物割引のある美術館で、芸術鑑賞したい
  • 観劇に行きたい
  • 散策やランチで、気軽に楽しみたい
などなど

あなたは着物を着ると、どんな自分になれますか?

 
  • 見た目も所作も美しくなる
  • 着付けの技術を身に着けて、更にレベルアップする
  • 非日常気分で、いつもより穏やかになれる
  • 着物の歴史や、日本の文化に更に興味が沸く
  • 色彩感覚が磨かれる
  • 季節の変化を意識するようになる
  • 心が豊かになる
などなど 無限に広がる、着物を着ることで得る楽しみの多さに、もういてもたってもいられないことでしょう。(笑)

初心者向き 着物ライフをはじめるために知っておくこと

 

必要なものをそろえる

どんな方法でもいいので、まずは着物を着るために必要な一式を、手元にそろえてみましょう。
①あるものを活かす 「眠り姫を目覚めさせる」コレです。 王子様を待ち続けてうん十年・・・そんなお着物、帯、タンスに眠っていませんか?目覚めさせてはみたものの、なんだか臭う?汚れている?そんな場合は、着る前に「お手入れ」することをおススメします。 きものお手入れはこちら そして家の中を探すのです。 浴衣を着た時に使った長~いひも(腰ひも)や、振袖の時に中に来た白い肌着(和装下着)とか、長方形のスポンジみたいなもの(帯枕)などなど、 とにかく着物に使えそうなものはすべて探し出すのです。 リストと照らし合わせて、使えそうなもの、足りないものを把握してから、足りないものを買い足しましょう。 きもの通販 都粋 ②リーズナブルな価格のもので、そろえたい まずは気軽にスタートしたい!そんな方には、「リユース品」をおススメします! 高品質で、抗菌済みのリサイクル着物や帯が、お得な価格でそろえられます。 ここで大切なのは、サイズ。 店員さんの力を借りて試着し、体に合っているかサイズを見てもらおう! できれば用途もつたえて、着物に合う、長じゅばんや、帯もセレクトしてもらい、その場でそろえてしまいましょう! リユースきもの「たんす屋」
③どうせなら、ちゃんとそろえたい 最寄りのきもの専門店へ行ってみよう! どのような着物ライフにしたいか、まずは相談してみましょう。 用途や予算に合わせたベストなコーディネート、体に合わせてのお仕立て、 必要な肌着や小物まで、トータルでプロデュースしてもらうのも、方法の一つです! お店でスタイリング相談
《着物を着るために必要なものリスト》 □着物 □帯 □長じゅばん □おびじめ □おびあげ □和装ブラジャー □肌じゅばん □すそよけ □たび □だてじめ(2本) □こしひも(4本) □帯板 □帯まくら □補正用タオル □えり止め(ピンチ)  など ※お洋服同様、着物もTPOはあり、気候や着る場面により、着るものの種類は変わります。 (入学式には訪問着、花火大会には浴衣 など) それは今後のブログで細かく展開していきますので、ご期待下さい♪

着る

えぇ⁈いきなり 着る って言われても・・・   まぁ、そうですよね(笑) 「着る」を「体験してほしい」ということです。 ①着付けのできる人に着せてもらう ②本や動画を見て、着てみる ③着付け教室に入会する ちなみに私は、最初はDVDを見ながら1時間かけて浴衣を着て、出かけるころにはぐったり、その後、近所の着付け教室に入会しました。あれから20年。(早) 着物ライフをはじめるなら、自分で着ることを目指して欲しいです。着付けを学びながら、知識を深め、着物仲間も作れれば、あなたの着物ライフの未来は明るく楽しいものになると、保証されることでしょう! 【無料】きもの着付け教室

出かけてみる

着物ライフの目標は、ココです。エイっと勇気を出して出かけてみてください。 着物はあくまで着るもの。着て出かけて感じるものこそが、本当の着物の喜び。存分に見られることを経験してください。女性は見られてこそ、輝くものです。 今すぐ出かけることは、社会情勢もあるし、まだ着付けも練習中だし・・・ では、目標だけは明確にしておきましょう♪ 卒園式に自分できものを着て出席する 時期が来たら、友人と、おいしい〇〇店のランチに着物で行く などなど 着る機会でも、行きたい場所でも、したいことでも何か一つ具体的な目標を持つことでそのために何をすべきかが見えてきます。  
例 【目標:来年の子供の入学式に、自分で着て出席したい】 着付けを習い始める(着付け技術の習得)
入学式に向くコーデネートを学ぶ(知識の習得)
着付けをして出かけてみる(経験から学び、改善)
本番
このように一つの目標に向かうことで、着物ライフに必要なことがどんどん身に付き、知識や技術が、自分の力に変わる変化を、ぜひ楽しんでください♪ なんとなくお気づきかと思いますが、着物って、着付け、TPO、所作・・・学ぶこと多いのね、と思いましたか? はい、それはその通りです。 言い換えれば着物は奥が深いということ。 だから私も20年前の着付け教室からスタートし、着物を仕事にしてなお着物に魅了され、今に至ります(笑) 年齢を重ねてこそ体になじむ、そんな魔法のような衣類、それが着物です。気になる体のラインも、しわも、髪色の変化も、着物でこそ活きる、私はそれを「きものマジック」と呼び、年を重ねることが楽しみでなりません。 着物ライフの火を灯すべく、聖火リレーもスタートし、なんといっても今年はTOKYO2020オリンピックイヤー。 変化する生活スタイルの中で増えた自分の時間に、日本の文化を改めて見つめ直し エイっと勇気を出して、着物ライフをスタートさせる春にしましょう! ではまた。 いのうえ