夏の一番暑い時期に三日三晩踊り続けるという郡上踊り。終戦の日も踊られたという話は有名ですね。
その情熱的ともいえる踊りに欠かせないのが実は、下駄なんですね。
たまたまテレビで見たのですが、その時期には下駄屋さんはひっきりなしに
下駄を求めに来るお客さんのお陰で外にも出られないくらいだとか。
郡上踊りに欠かせない下駄は、その音が綺麗に出るかどうかで踊りの良しあしが
決まるので下駄を買いに来ると、どの人も下駄を鳴らして音を確認するのです。
気にいった音のする下駄を探して、自分のお気に入りを買っていきます。
下駄の音を鳴らすことで魔物が退散すると言う、そんな風習の踊りなのです。
下駄の音、本当に風情があってよいものですね。
我が家の長男が2歳の時に、下駄をはかせると健康に良いと姉が小さな下駄を
買ってくれました。そんな小さな下駄を見るのは初めてでした。
足の裏にキュッと力を入れて全部の指で下駄を捕まえるように履くので、健康に良いのだと教えてもらいました。
下駄は、草履よりもカジュアルで、軽くて扱いも楽です。特にこんな季節は雨でぬれても気にすることもなく。
ただ、新品の下駄を初めて履かれる時に素足でのお出かけには、必ずバンドエイド等をお持ちくださいね。
新品の下駄の鼻緒で足の皮が擦りむけるのです。
又はレースの足袋をお履きくださいませ。
可愛らしい色の、薄い涼しげな物が沢山ございます。
ストレッチレース足袋がおすすめですよ。