「静岡まつり」において、徳川家康公ゆかりの駿府時代絵巻「大御所花見行列」に御台所・上臈をはじめとする衣装を制作し、春の城下町を華やかに彩りました。
きもの鈴乃屋(まるやま・京彩グループ)は、2026年4月3日(金)から4月5日(日)に開催された静岡市の春を代表する「静岡まつり」において、本まつりのメインイベント「大御所花見行列」に登場する将軍の正室・御台所(みだいどころ)および、御台所の側近・上臈(じょうろう)の衣装を制作・お誂えいたしました。
今回の衣装制作は、当社の日本の伝統衣装を現代に伝える技術力とものづくりへの姿勢を、歴史ある祭礼の場で披露する機会となりました。
■ 大御所花見行列と衣装について
「大御所花見行列」は、徳川家康公が駿府にて家臣を伴い、花見を楽しんだとされる故事にちなみ再現された、静岡まつりを象徴する行列です。駿府城公園を起点に市街地を練り歩く姿は時代絵巻のような華やかさを持ち、市民や観光客を魅了しています。
2026年4月3日(金)から5日(日)に開催された第70回静岡まつりでは、4月5日(日)に実施された「大御所花見行列」において、当社が制作した衣装が登場し、往時の城下町の情景とともに披露されました。
御台所(将軍正室)の衣装は、身分と格式を明確に示すため、礼法と秩序を重んじた装いが基本とされていました。色や文様、着装には節度があり、気品と威厳を感じさせる姿が特徴です。
また、御台所に仕える側近・上臈(じょうろう)の衣装にも、厳格な身分秩序や礼法、美意識が色濃く反映され、町人や一般の女性の着物とは明確に区別されていました。
当社が制作した衣装はいずれも、時代背景を大切にしながら、行列での見映えや所作の美しさにも配慮して制作しております。鈴乃屋が長年培ってきた伝統と歴史を、皆さまが衣装を通じて日本文化の魅力をより深く感じ、楽しんでいただけるよう、今後も地域文化や歴史行事を通じて伝統文化の継承を次世代へとつないでまいります。