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新年のご挨拶|2025年の総括と2026年の展望

2026.01.01

2026 代表取締役 年頭所感

鈴乃屋・たんす屋・都粋・夢楽染の力を結集し、「年商300億円ビジョン」へ向けた本格的な飛躍の一年に!

まるやま・京彩グループ 代表取締役 丸山 伸一

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、まるやま・京彩グループに温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2025年を振り返って

これまでに事業譲受によりグループの仲間となっていただいた会社・事業は12社になりました。私たちは、各社の歴史やブランドを尊重しながら、「人・物・金・ノウハウ」を共有することで、一体となって業績改善に取り組んでまいりました。

鈴乃屋がグループに加わり、個々の卓越した才能の素晴らしさと、全社員が協力しながら一歩一歩前進することの尊さを改めて感じました。
更に、昨年MK大学(グループ内教育制度)を設立し、研修・教育、商品加工知識、着装技術、デジタルスキルの向上に取り組み、これから本格化する社会変革の波を、グループ800名の力で「チャンス」に変えるための土台づくりを進めてまいりました。

その結果、前期の売上高は96億円(前年比118%)。惜しくも “年商100億円突破” には届きませんでしたが、確実に次のステージを見据えられる位置に来たと感じております。その背景には、次の三つの力が働いています。

1つ目は、 鈴乃屋との統合が本格的に進み、顧客基盤が飛躍的に広がったこと。

2つ目は、 たんす屋が安定した黒字を維持し、リユース事業がグループの大きな推進力となっていること。

3つ目は、 まるやま・京彩・都粋・夢楽染・鈴乃屋・たんす屋をはじめとする多彩なブランドと商品力の広がりにより、グループとしての総合力が格段に高まってきたことです。

鈴乃屋との融合

私自身、長年敬愛してきた鈴乃屋の経営に携わらせていただき、その偉大さをあらためて実感しております。
歴史、理念、人材育成、社会貢献、事業の幅、ネットワークなどどれを取っても素晴らしいのですが、特に感じるのは、お客様とスタッフの間に長年育まれてきた “絆の深さ” です。親子三代にわたってご利用いただける信頼、また文化事業や大河ドラマ衣装監修などで培われた信用力は、一朝一夕で築けるものではありません。

そこに、当グループの新たな手法や若手の機動力、デジタルツールの導入が加わることで、グループ全体としての相乗効果が目に見える形で表れ始めています。70代後半のベテランスタッフもデジタルデバイスを使いこなしており、こうした取り組みを通じて、グループ全体のデータを統合し、AIの時代にふさわしい “未来の着物専門店” の基盤づくりが進んでいます。

たんす屋

たんす屋がグループにあることで、「着物の一生」に責任を持つ【きもの循環型】ビジネスモデルを手に入れることができました。お客様の大切な思い出が込められた着物を丁寧に買い取り、リユースを通じて次の持ち主へとつないでいく――。
環境負荷を抑えながら、着物文化を未来へと継承していく取り組みです。
さらに、リユース着物から生まれた【絹彩(きぬいろ)】のアロハシャツなど、伝統とサステナビリティを融合させた商品は、インバウンドのお客様からも高いご支持をいただいております。

また、「たんす屋メガブランド」(浅草エキミセ・羽田エアポートガーデン)の2店舗は、通常店舗の約10倍のスケールを誇る “倉庫型・着物パーク” として、圧倒的な品ぞろえの中から「自分だけの一枚」と出会える場となり、SNSをきっかけに全国からお客様がご来店くださっています。

働きやすさと文化継承が両立する「未来の着物企業」へ

2026年は、 “社員800名が輝く組織づくり” を最重要テーマとして掲げてまいります。
年長者の経験、若手の柔軟性、女性の感性、それぞれの強みが互いを補い合い、自然につながり合うことで、 “生きたアメーバ” のように、しなやかで強い組織が生まれると考えています。そして、その力を最大限に引き出すために、 “未来の着物店” の基盤となるデジタル投資を継続し、人に寄り添い、文化を守り、仲間とともに成長できる企業であり続けたいと願っております。

当グループは、「2030年 年商300億円 〜一人ひとりが輝く組織へ〜」というビジョンの実現を目指しています。その根底にあるのは、規模の拡大そのものではなく、社員一人ひとりが誇りと幸せを感じながら働ける企業でありたい、という思いです。呉服業界全体で支え合い、切磋琢磨し、価値を高め合うことで初めて、日本の和装文化は次の世代へと受け継がれていきます。


2026年が、皆様にとって実り多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。