きものを「着たい人」を「着れる人」に まるやま・京彩グループ
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EXPO2025大阪・関西万博での着物ショー「時をまとう、和装と髪で綴る日本の美-着物とヘア&ファッションの世界」にまるやま・京彩グループが特別協賛

2025.09.10

着物文化の魅力を広く伝えるため、グループ所有の大河ドラマで実際に使用された時代衣装などを含む6着を特別協賛として提供。


2025年8月25日(月)、EXPO2025大阪・関西万博内フェスティバル・ステーションにて、大阪府美容生活衛生同業組合主催による「時をまとう、和装と髪で綴る日本の美-着物とヘア&ファッションの世界」と題した二部構成のファッションショーが開催されました。まるやま・京彩グループ(会長:丸山 実)は、所有する時代衣装6着を提供し、特別協賛企業として参加。衣装は、過去に大河ドラマで実際に使用されたものが含まれており(※1)、衣装の美しさに関心を寄せる来場者の姿が見られました。

日本の美 「古の時代より受け継がれる着物の美」

日本の着物は、長い年月をかけて育まれてきた伝統と技の結晶です。世界が集う万博の舞台は、その美しさを世界に紹介する機会となりました。
ショーの第一部は、平安時代にはじまり、幾重もの時代を重ね、令和そして未来へと時代を超えて受け継がれてきた和装の美しさ、髪を通じて表現される日本独自の感性や文化を融合させ、「美意識」という日本文化の価値を表現しています。

協賛衣装のご紹介

1. 平安時代 ― 十二単衣と袿袴

華やかな貴族文化の象徴である十二単衣は、禁中での女房の正装で男子の束帯に相当します。
時代の変遷とともに袿と袴など、外出に適した形へと省略されていきました。

2. 鎌倉・安土時代 ― 戦国の武家の女性

天正時代の武家の女性は、打掛・着物・細帯を着こなし、動きやすい小袖姿が特徴です。

3. 江戸時代-将軍家のお姫様

江戸時代後期の姫様の衣装は、当時の優雅な雰囲気を感じさせる意匠が特徴です。

4. 大正時代 ― 浪漫のかおる装い

西洋文化と融合したこの時代の衣装は、現代で言うレトロモダン。
背の高いモデルに合わせてブーツを用意し、ハイカラさんのイメージを表現しました。

衣装の美しさに関心を寄せる来場者

大阪府美容生活衛生同業組合の北里理事長による開催挨拶では、多くの納入業者・協賛業者の中から「まるやま・京彩グループ」の社名が紹介され、衣装提供への感謝が述べられました。司会者からは日本語・英語でグループ名が紹介され、エンドロールで社名が表示されました。来賓以外にも約1,000名が来場し、時代考証をもとに制作された衣装の美しさに、関心を寄せる来場者の姿が見られました。

情報

まるやま・京彩グループ内の鈴乃屋が所有する時代衣装は、一般財団法人セイコきもの文化財団から引き継ぎ、着物文化の資料として保管されています(※2)。

脚注
※1:使用された大河ドラマの作品名・放送年・使用シーンなどの詳細は、別途お問い合わせください。
※2:「一般財団法人セイコきもの文化財団」は、着物文化の保存・継承を目的とした団体です。